HOME > サービス一覧 > 浄化槽のメンテナンス

■浄化槽とは

浄化槽は生き物です。そのため正常な機能を発揮するには正しい管理が必要です。

家庭から排出される水洗トイレや台所、お風呂、洗濯などの汚水や生活雑排水が
浄化槽内の微生物の働きによってきれいな水に浄化され、側溝や河川等に放流されます。

そのために定期的な保守管理・清掃といった作業不可欠です。

また、近年の浄化槽は仕組みが複雑化しておりその保守管理作業にあたっては
非常に専門的な知識と技術をもった者が作業にあたらねばなりません。

当社では、浄化槽管理のエキスパートである浄化槽管理士が7名在籍しており、
浄化槽の「適切な保守管理」をお客様にご提供しております。

また、京都府知事許可登録事業者として一般家庭のみならず、
集合住宅、店舗事務所、工場などの浄化槽の総合メンテナンス事業を行っております。

■ 浄化槽のしくみ

浄化槽は使用状況によって放流される水質が大きく変わります。適切な運用には正しい知識と豊富な経験が欠かせません。

浄化槽は『微生物の働き』と『沈澱分離』の大きく2つの作用により汚水を浄化しています。

浄化槽に流れ込む汚れた水は、台所、浴室、洗濯機などの家庭雑排水(ざつはいすい)とトイレから排出される 汚水(おすい)に分けられます。これらの雑排水と汚水を浄化槽によってきれいな水に浄化し、 側溝や用水路、河川などに放流されます。

■ 浄化槽の保守点検について

浄化槽は微生物の働きにより汚水を浄化する設備であるため、 家庭から排出される汚水の量や浄化槽内の状況に
合わせて、 常に浄化槽の機能が最大限に発揮できるように調整を行う必要があります。

そのため、さまざまな専門的知識と豊富な経験を兼ね備えた当社スタッフが
責任を持ってお客様の浄化槽が正常に機能を発揮しているか検査・診断・調整を行います。

当社は3,500件以上の保守管理実績があり、ご家庭の浄化槽以外にも、工場や店舗、マンションなど
規模・種類にかかわらず全ての浄化槽に対して対応いたしております。


新規保守契約をご契約された方にただいま保管用リーフレットを無料プレゼント!

毎年行われる法定検査の書類審査に保守点検履歴が必要となります。
このリーフレットがあれば点検用紙を一括して保管することができます。

■浄化槽の清掃について

浄化槽内では家庭から排出される汚水や雑排水が微生物の働きによってきれいな水に浄化されます。

微生物が汚水・排水内に含まれる汚れの物質を除去するときに汚泥(おでい)と呼ばれる残りかすが発生します。
これらの汚泥が浄化槽内にたまってくると浄化機能が低下し、放流水の水質が悪化し、害虫や悪臭が発生します。

そのようなことにならないために、浄化槽内にたまった不要な汚泥を清掃車で取り除き、
槽の中を一度きれいにする必要があります。

当社の浄化槽清掃作業では浄化槽の中を一度完全にきれいな状態にします。

そうすることで、汚水が流れ込んでいて普段の点検では確認できない槽内設備の異常を発見でき、
早期に対応することができます。

また、浄化槽の底にたまっている汚泥も完全に取り除くことができるので、 正常な浄化機能を取り戻すことができます。

清掃作業の流れ

清掃作業後のお願い

■浄化槽の修繕工事について

浄化槽の外壁が破損すると、浄化槽内にたまっている汚泥や汚水が浄化槽外に漏れ出すため、 それが原因となり地盤沈下を引き起こす場合があります。
そのため、できるだけ早く補修工事を施す必要があります。

修繕工事着工までの流れ

修繕工事着工までの流れ

修繕工事着工までの流れ

■ブロワの修理・取付について

ブロワとは浄化槽内の微生物が活動するために必要な空気を送り込む機械です。

そのためブロワが正常に機能しないと微生物が死滅し、汚水が浄化できなくなってしまい 水質の悪化や強烈な悪臭が発生します

ブロワ内の一部の部品は消耗品のため、製造メーカーでも2年ごとに部品の交換が必要であると明記されています。

当社ではブロワ内の部品交換や配線不良、その他動作不良によるブロワの故障に対して修理を行っております。

ブロワについてもっと詳しく

■水中ポンプ等の修理・取付について

水中ポンプは浄化槽の中の水位をコントロールするために設置されています。

故障したままにしておくと浄化槽内の水位が異常上昇し、マンホールから汚水があふれ出たり、
浄化機能の大幅な低下などの重大な問題を引き起こします。

水中ポンプの修理・交換・設置作業は電気配線の接続等も行う必要があるため、
電気工事士の資格を所有した者が作業を実施しなければなりません。

当社では資格を有した担当者が作業にあたりますので、ご安心してお任せいただけます。
お見積もりは無料です。ぜひ一度ご相談ください。

■マンホールやマス蓋の交換・修繕工事について

浄化槽や排水桝(マス)には、人が乗っても落ちないようにマンホールと呼ばれる蓋がついています。

マンホールの主な素材は現在、鉄製のものとレジンコンクリートと呼ばれる合成樹脂と 鉄や石などの結合素材を固めたものの2種類が主流となっています。


最近、設置されている浄化槽の多くはその容量の大きさからガレージの下に設置されている場合が多く見られます。

そのため、マンホール蓋に車の荷重が頻繁にかかり、破損するケースが多く見られます。


また、鉄製の蓋はその性質上錆びが発生してしまい、耐久力がどんどん落ちてしまいます。

見た目は大丈夫そうでも錆びにより蓋の厚みが薄くなってしまっている場合がありますので、
万が一、人が乗った時に落ちないためにも定期的な点検、早めの交換が大事です。


■虫の発生について

これらの害虫を浄化槽の周りで見かけたら、浄化槽の中で大量に発生している場合があります。

浄化槽内は浄化機能を維持するために冬場でも暖かい状態が保たれています。
また、餌となる汚物も大量にあるため浄化槽の中は蚊や小バエなどの害虫にとって絶好の繁殖場所となります。

大量に発生した害虫はマンホールや配管の隙間などから這い出すケースが多数確認されています。

当社の取り扱う浄化槽専用の殺虫剤は2~3ヶ月の間効果が持続するタイプのものや、
幼虫にも効き目がある粉タイプの殺虫剤も取り扱っております。

害虫でお悩みの方はこの機会にぜひ一度お試しください。

よくあるご質問

Q:隣の家の方と料金が違います。何故でしょうか?

浄化槽の大きさには「人槽」と言う単位で表されています。 この人槽とは、別名、処理対象人員とも言われており使用している建物内から出る汚水の量を算出するためのものです。

人槽が大きくなると処理するために必要な浄化槽の規模も大きくする必要があるため、家庭に対して一律の金額ではなく建物に設置されている浄化槽ごとに料金が変わってきます。

補足…例えば一般住宅の場合の場合でしたら延べ面積が100㎡以下の場合は5人、100㎡を越える部分は30㎡ごとに1人を加算し、220㎡を越える場合はすべて10人とするものとされています。

その他浄化槽に関してご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にご連絡下さい。

Copyright(c) 2013 有限会社 堂坂ジェットクリーナー工業. All Rights Reserved. Design by http://f-tpl.com