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■ 浄化槽の保守点検について

お客様のご家庭の生活環境に合わせた浄化槽本来の機能を発揮できる「適切な維持管理」を実現します。

浄化槽は微生物の働きにより汚水を浄化する設備であるため、 家庭から排出される汚水の量や浄化槽内の状況に
合わせて、 常に浄化槽の機能が最大限に発揮できるように調整を行う必要があります。

そのため、さまざまな専門的知識と豊富な経験を兼ね備えた当社スタッフが
責任を持ってお客様の浄化槽が正常に機能を発揮しているか検査・診断・調整を行います。

当社は3,500件以上の保守管理実績があり、ご家庭の浄化槽以外にも、工場や店舗、マンションなど
規模・種類にかかわらず全ての浄化槽に対して対応いたしております。

■ 浄化槽の保守点検について

当社では浄化槽の点検だけでなく、付属機器類の修理・交換や害虫対策なども幅広く対応しております。

何かお困りのことやお気づきのことがございましたら点検員までお気軽にお尋ねください。





定期検査では浄化槽が適正に機能しているか判断するために様々な検査を行います。

また、浄化槽の型式によって検査項目は異なりますが、どの浄化槽も25項目以上の検査項目があります。


pH(水素イオン指数)

浄化槽の処理状況の目安となります。
放流水質が極端に酸性やアルカリ性に偏らず、 適正値範囲内にあるかを調べます。


DO(溶存酸素)

浄化槽内の汚水に溶け込んでいる酸素量を調べます。
汚水中の汚れを浄化している微生物が生息するために酸素が必要です。


SV(汚泥沈殿率)

活性汚泥方式浄化槽の爆気槽槽混合液をメスシリンダーに入れて静置し沈殿した汚泥の体積を 割合で表わしたもので、
活性汚泥の状態や処理状況を推定します。


水温

浄化槽内の微生物が活動しやすい温度であるかを調べます。


MLSS(ばっ気混合液中の活性汚泥浮遊物)

活性汚泥式浄化槽の爆気槽混合液内の濃度が適正な値であるかを調べます。
濃すぎても、薄すぎても正常な処理機能が発揮できません。


残留塩素

浄化槽からの放流水は塩素により消毒されます。
放流水中に塩素が含まれているかを調べることで正しく消毒されているかを判断します。


透視度

浄化槽から放流される処理水の透明度を測定します。


スカム厚

水より軽い汚泥や汚物が水面に浮かんで溜まっている物をスカムと呼びます。
浄化槽をご使用いただくにつれ溜まっていきますのでこのたまり具合を計測します。
許容量を超えますと槽や管内の閉塞、悪臭、害虫の発生と言ったトラブルの原因になります。


その他、最新の浄化槽に関する点検についても対応しております。まずはお気軽にご連絡ください。

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毎年行われる法定検査の書類審査に保守点検履歴が必要となります。
このリーフレットがあれば点検用紙をわかりやすく保管することができ、検査時の書類審査をスムーズに行う事ができます。

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